シリーズ廃線跡を歩く~西武安比奈線・後編~
中編のつづきです。
線路はいったん八瀬大橋によって分断されていますが、迂回すると
さらに続いていました。線路脇の木々の成長ぶりが休止となってから
永い時間が経っていることを窺わせ、不思議な時空旅行をしているようでした。
何も知らない人が突然ここを訪れたら「??」となるでしょうね。
あるであろうはずの安比奈駅も、荒廃が激しくて結局確認できませんでした。
西武鉄道が廃線にしないのは、将来入間川沿いに車両基地を作るためなのだ
というもっぱらの噂ですが、実際には橋が線路を分断していたり、国道16号が
交差していたりと、現実味に欠けるなぁというのが印象です。
こういう場所は全国各地にたくさんあるわけではないと思うので、興味のある方は
ヒマつぶしに行ってみて!
おわり。